製品メンテナンスガイド
散水栓
伸縮散水栓(フランジビス3本タイプ)
KF・KF 2
KFC・KFC 2
伸縮散水栓 メンテナンス方法
※下部本体内部には止水体が内蔵されていますが、経年劣化等により機能が低下している場合があります。止水体が効かない際には、メーター止水等で止水して下さい。
フランジビスを緩めて外して下さい。機種によりフランジビスの数に違いがあります。(3本または4本)
フランジビスを外し真上の方向に引き上げると、内部一式(中シャフト・ピストン組品)を引き抜く事が出来ます。
内部一式(中シャフト・ピストン組品)を引き上げた際には、作業中に異物が外套管内に入り込まないようご注意下さい。
内部に異物が入ってしまった場合には下部本体のシリンダー内部を破損させる恐れがあります。
※作業後は必ず、給水状態・水抜状態で漏水が無い事を確認して下さい。
※内部一式(中シャフト・ピストン組品)の交換方法についてはこちらをご覧下さい。
内部一式(中シャフト・ピストン組品)について
※内部一式(中シャフト・ピストン組品)はフランジのビスの数によって2種類あります。
フランジビス 3本 KF KF2 KFC KFC2
フランジビス 4本 SSKFⅠ SSKFⅠ(a) SSKFⅡ SSKFⅡ(a)
内部一式(中シャフト・ピストン組品)をご注文の際には、フランジビスの数(3本または4本)と呼称寸法をご指定下さい。
内部一式を縮めた状態で、寸法A(管継手組品のセンター~ピストンの先端までの寸法)から約40㎜を差し引いた寸法が呼称寸法になります。
KF・KF2型( フランジビス3本)伸縮散水栓
シ-ルリング交換 手順
※この作業で対応できる製品は、KF・KF2型(フランジビス3本)の伸縮散水栓となります。
※下部本体内部には止水体が内蔵されていますが、経年劣化等により機能が低下している場合があります。止水体が効かない際には、メーター止水等で止水して下さい。
手順1
管継手組品を緩めて下さい。
手順2
管継手組品・管継手ナット・フランジ・クリップリングカラーを外して下さい。
※クリップリングカラーには上下があります。 再度組立てる時に向きを間違えないようご注意下さい。
手順3
継手本体上を緩めて下さい。
手順4
継手本体上を外して下さい。
※継手本体上の中にはOリングが入っていますので、紛失しないようにご注意下さい。
手順5
フランジの中のシールリングを交換して下さい。
手順6
継手本体上の中のシールリングを交換して下さい。
完了後、逆の手順で組み立てて下さい。
※管継手組品は最後までねじ込んでから締め付けて下さい。
※作業中に異物が外套管内に入り込まないようご注意下さい。
※内筒管・伸縮管に工具を掛けないで下さい。
※作業後は必ず、給水状態・水抜状態で漏水が無い事を確認して下さい。