製品メンテナンスガイド
水抜栓
SV6
水抜栓 ピストン組品の交換
ピストン組品はステン中シャフトにナットで固定されています。
ピストン組品交換の際には、ストッパー継手とナット部分に工具をかけるようにして下さい。
※下部本体内部には止水球が内蔵されていますが、経年劣化等により機能が低下している場合があります。止水球が効かない際には、メーター止水等で止水して下さい。
(40mm以上の口径は止水球が内蔵されておりません)
工具を掛ける箇所
※上記写真では一例として 低損失型水抜栓 AQ1 13mm(旧型)のピストン組品を使用しています。
水抜栓 ストローク調整方法
ピストン組品の交換など内部部品の修理を行った際には、必ずストロークの確認・調整を行って下さい。
中シャフトを最後まで押し込んだ状態で、スピンドル継手のくびれ下部分と、振れ止め(青いリング)の高さが同一になる様に調整して下さい。
※作業後は必ず、給水状態・水抜状態で漏水が無い事を確認して下さい。
水抜栓SV6の上部組品交換について
水抜栓SV6の上部組品は生産終了の為、修理の際には上部交換セットをご使用下さい。
※下部本体内部には止水球が内蔵されていますが、経年劣化等により機能が低下している場合があります。止水球が効かない際には、メーター止水等で止水して下さい。
上部交換セット
対応機種
上部交換セット 使用方法
手順1
ビスを外して内部一式を引き抜きます。
手順2
グランド継手と調整リングを外します。
手順3
外套管に上部交換セットのグランド継手組品を取り付けてください。この時外套管を固定してグランド継手組品を締め込んでください。
手順4
手順2で引き抜いた内部一式から、SV6の上部組品を取り外し、上部交換セットの特殊スピンドル継手を取り付けて下さい。
手順5
特殊スピンドル継手を取り付けた後、内部一式を外套管に収めて下さい。
手順6
振れ止め(青いリング)をグランド継手組品内側にセットしストロークの調整・確認をして下さい。
中シャフトを最後まで押し込んだ状態で、スピンドル継手のくびれ下部分と振れ止め(青いリング)の高さが同一になる様に調整して下さい。
手順7
上部組品を取りつけて、作業終了です。
※作業後は必ず、給水状態・水抜状態で漏水が無い事を確認して下さい。